マット・ストーリーはカリフォルニア州ロサンジェルスを拠点に活動する、アーティストです。
彼が手がけるのは、水中の水着姿の女性をモチーフにした作品です。初めて見る人は、マットがフォトグラファーで、これは全て「写真」だと思ってしまうんだとか。しかし近づいて見れば、そこには驚くべき秘密が隠されていることが分かります。マット・ストーリーはフォトグラファーではなく、画家。これらの作品は全て油絵なんです。水中の波紋、泡などを忠実に再現する、卓越した画力に驚きます。言葉では表現できない、他人とはなかなか分かち合えない「記憶」を表現しているんだとか。
マットの作品は、モデルを雇っての水中撮影から始まります。写真をもとに描いているんですね!
超写実的でありながら、どことなく抽象的な構図。この組み合わせが不思議で独特な雰囲気を生み出します。
マットは1日12時間も絵を描いているのだとか。家族から働き過ぎと心配されています。
「ハイパーリアリズム(超写実主義)」のアーティストたちには毎度感心させられます。どれが写真でどれが絵か、あなたは分かりましたか?マットの作品は彼のFacebookやInstagramでも見ることができます。