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毎日のミサにも必ず彼を伴って出かけていました。
ミサの間も片時も離れません。
普段は動物が入ることを許さない教会の神父も、
トミーがマリアさんの足下でじっと待つことを許していたそうです
1人暮らしだった飼い主のマリアさん2012年11月、57歳で死去
驚愕の展開は次のページをご覧ください!!!!!!!
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その後はミサを知らせる午後5時の鐘が鳴ると教会に行き、祭壇の前に陣取るようになった
「ミサの間は、祭壇の前にただじっと座っているのです。
追い出そうと思ったことはありません、声ひとつたてず大人しくしているのですから。
ミサが終わってから外に出してやることにしています」と、教区のドナート神父は話します
地元の人気者に
祭壇の横にじっとお座りしている姿がまるで今は亡きご主人様が戻って来ると信じて辛抱強く待っているようだと周囲の人の涙を誘っている
人懐っこいトミーは人気者になり、市民が餌や水を与えるようになった
ハリウッド映画にもなった「忠犬ハチ公」のようだと地元の人に愛された
自宅に引き取ろうと考えた市長も「トミーを市民から奪いたくない」と思いとどまった
司祭は、今では礼拝にトミーの姿がないことなど考えられないと話している
13歳と犬としては高齢で病気も患っていたとされる
インターネット交流サイト「フェイスブック」に設けられたトミーのページには、
国内外から哀悼のメッセージが寄せられた
実話に基づく動画です。
「与えることは最良のコミュニケーションである。」
そんな言葉がさりげなく出てくるタイの通信会社のCM
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あなたが産まれた時ほど
嬉しかったことはありません。
驚愕の展開は次のページをご覧ください!!!!!!!
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大切な彼氏。
大好きな彼氏。
そんな彼氏とのキュンキュンエピソード、主に実話です。
名前は仮名です。
共感してくれたら幸いです。
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part1.「帰り道」
冬。学校からの帰り道、誰かと帰る約束もとくになかった私は、ひとりで下校中。
「う~…寒い」
マフラーに顔をうずめて体をちぢこませながら歩く。
その時、後ろから小走りする音が聞こえた。
小学生だと思って、振り返ろうとも思わなかった。
だけど。
足音は、私の隣で止まった。
「…なんでひとりで帰ってんの?」
その声に過剰に反応してしまう。だって…
「か、奏人…びっくりした」
声の主が、彼氏だったから。
「あのさ、家まで送るから」
「え、反対方向だよね!?いいよ、ひとりで大丈夫だから…」
「大丈夫、帰りは走ればいいから」
「でも…」
「それに、最近不審者多いって先生言ってたじゃん」
「あ…」
「冬だからこの時間でも薄暗いし、危ないから送るよ」
そう言って、歩き出す彼。
そんなこと心配してくれたんだ…。
その優しさに、胸がいっぱいになる。
私は小走りで、彼のあとを追った。
part2.「授業中」
今は数学の授業中。
数学が大の苦手な私にとっては、苦痛な時間でしかない。
しかも最近席替えしたから、彼とも席が遠くなってしまった。
彼は廊下側の一番前、私は窓側の一番後ろ。
(あーあ…この前まで近かったのに…)
そう思いながら一番遠くの前のほうに座る彼の後ろ姿をちらりと見る。その瞬間。
(…あ…!)
彼も同時にこちらを振り返って、目がばっちり合った。
顔が熱を帯びるのがわかる。
(見てるのばれちゃった…恥ずかしい…)
彼も驚いたように目を見開いて、私を見つめている。
あー…授業中になにしてんだろ、私たち…(笑)
恥ずかしくて、思わず目をそらそうとした、その瞬間。
(…!)
彼が、にっこり微笑んだ。
普段は無口で、あまり笑わない彼が、優しく笑ってくれた。
それだけで私はもうドキドキ。
授業中の秘め事でした(笑)
part3.「バドミントン」
体育。最近は、バドミントンをやってる。
実は苦手。今日はダブルス。
ペアはくじ引きで決まるシステムになってる、それがうちの学校。
私のペアは…まさかの彼氏だった。
「奏人ごめん…私、すごい弱いんだ」
「大丈夫」
短くそう言って、淡々と準備を始める彼。
こういうとき、素っ気ないよなあ…。
ちょっと寂しく思いながら、私も準備を始める。
最初の対戦。
途中までは私たちが優勢だった。
もちろんそれは奏人が強いから。
でも…。
「きゃっ」
「…」
「わっ」
「…」
相手は、私を狙うようになった。
もちろん全然取れない。
一気に同点…どうしよう…!
「…おい」
それまで黙ってた奏人が、急に相手に声をかけた。
『なんだよ奏人ー』
「そういう速い球、俺に打てよ」
それを聞いて、ドキッとした。
私を責めればいいのに、そうしなかった彼は優しすぎる。
結果は、奏人がスマッシュを決めたおかげで私たちの勝利。
じつはあのあと、試合を再開する直前にそっと耳打ちされたんです。
「速いのは俺に任せておいて、あんま無理すんなよ」
って。
part4.「LINE」
私と彼の連絡手段は、主にLINE。
お互いが空いてる時は、1日ずっとしてたりする。
でも…無口な彼はLINEも大抵素っ気ない。
「うん」「そうなんだ」が一番多い。
いつも話題提供するのは私。
そんな彼だけど…。
夜。お互い、そろそろスマホが使えなくなる時間帯になった。そしたら彼から。
『じゃあ俺、そろそろラインやめるわ』
そう送られてきて。
私もそろそろ時間だったから、
『うん、遅くまでありがとう』
『また明日ね、おやすみなさい』
って返信した。彼からの返信は。
『うん』
だった。
また『うん』だけか…。
おやすみ、くらい言ってよ。
そう思いながら、ラインを閉じようとした瞬間だった。
『いつもありがとう』
『おやすみ』
そう送られてきた。
そんな普通の言葉がすごく嬉しくて。
思わずスマホを握りしめる。
そしたら…
『好きだよ』
最後にそう送られてきた。
キュン、ていうより、
どっきゅん、て感じでした(笑)
part5.「電話1」
いつもどおりラインをしてた私たち。
長くラインしてたからか、話すことが尽きて、一旦会話が途切れた。
そしたら珍しく彼から。
『俺いま、めっちゃ暇なんだよね』
って送られてきた。
私もその時はひとりだったから、
『わかる(笑)暇だよね』
って返信した。
その後の会話↓
『なんもすることなくて』
『私も家族出掛けてるから暇だな…』
『めっちゃ暇だわ』
『なんかしよっかな』
『俺、やることない』
エンドレス………(笑)
奏人は何が言いたいんだろ?
まったくわからなかった。
そしたら。
『あのさ、電話できる?』
そう送られてきた。
ずっとそれが言いたかったのに、奏人の性格上、
なかなか言い出せなかったのかと思うと、
いつもかっこいい彼を、少し可愛く感じてしまった。
『あ、うん、できるよ!』
『じゃあ後でする?今日は夜から家族出かけるから』
『うん、わかったよ』
『じゃあ後でラインするわ』
そう言われて一度ラインを切った。
大好きな彼との電話…何を話そうかな?って嬉しくて頬が緩んじゃう私なのでした(笑)
part6.「電話2」
夕方ごろ、彼からラインがきた。
今から1人だからって。
私は、というと…タイミング悪く出先。
しかも夜遅くまで帰れないらしく。
テンション下がる……。
仕方なくあるお店で、私は頭痛がすると言って車に残って、彼にラインした。
『ごめんね、今出先で、何時に帰れるか分からないから、今電話しちゃおっか?』
そう送ると、すぐに返信がきて。
『したい?』
まさかの私に決断を求めてきた(笑)
奏人が電話するって言い出したのに…結局最後は形勢逆転、奏人が優位にたつのね…(笑)
いつも優しくて温和な彼だけど、たまにちょいちょい俺様になる。
『うん、少し声聞きたい』
まあ素直に返信する。
そしたら、彼から…
『じゃあ番号教えて』
ストレート…(笑)
番号を送ったら、ケータイが震えて着信になる。
その番号はまだ登録されてなくて、通話ボタンを押すのもちょっと緊張。
「もしもし…?」
恐る恐る電話にでると、聞き慣れてるはずの大好きな彼氏の声が、
機械を通して聞き慣れない声として聞こえてきた。
『もしもし』
かなり緊張した。
お互いに異性と電話するのがはじめてだったから…(笑)
でも、すごく優しい時間に思えた。
ありがとう、奏人。
家に帰ってからも電話したいって言われて長電話しちゃって…(笑)
しかも1時間以上電話するっていう(笑)
最後にもう寝る時間になって
そろそろ電話を切ろうって時。
「…じゃあ奏人、そろそろ電話切るね」
『おう』
「…じゃあ、おやすみなさい」
『うん、今日はありがとう。なんかさ…香織の声、すげえ綺麗で好きだわ。…おやすみ』
最後のは…ずるいよ。
もう寝る時間なのに、顔から火が出そうな私なのでした(笑)
part7.「彼氏として」
私は、自他共に認める極度のお人好し。
好きでもない人にさえ、嫌なことをされても強く出ることができない。
大抵のことは我慢できる私だけど、ある件については、本気で嫌気がさしていた。
それは、クラスの男子生徒で。
事の発端はというと………。
奏人と付き合う少し前に、その男子生徒から告白されて、断ったことだった。
私も相手にしなければよかったものを、お前にフラれたから不登校になる、と脅されて(?)、
何だかんだとこれからも頻繁に連絡をしても、無視しないことを条件として取り付けられた。
それくらいなら…と思ったのが、甘かった。
毎日のライン、既読をつけられないとメールがきたり、私の家の写真が送りつけられたり…とにかく想像以上だった。
誰にも言えなくて隠し続けてた。
それは、奏人と付き合ってからも変わらなかった。むしろ増えた気がする。
そしてある日…。
付き合い始めたばかりの私は、奏人とラインするのが日課になっていた。
そんな時、またその男子生徒からラインが入り、理不尽なことを言われた。まあ嫌みじゃなくて、要求だけど。
同時に2人とラインをしているうちに、私は間違って奏人に、「そんなこと無理だよ」って送っちゃいました…。
part8.「彼の優しさ」
もちろん会話が成り立ってなくて不自然だから奏人が不審に思うのは当然で。
『どうしたの?』
そう送られてきて。
仕方なく、送る相手を間違ったという。
そしたら、奏人から即返信。
『誰に送るつもりだったの?』
なんだか奏人に嘘をつきたくなくて、正直に言う。
『Sだよ』
『S?何言われたの?』
仕方なく理不尽な要求の一部始終を話すと、奏人は…。
『まじか。なんかむかつくわ』
『きっとまだ香織のこと好きなんだよ』
『俺にすぐ言ってくれればよかったのに』
そう珍しく長文で帰ってきた。
怒ってくれているのと、心配してくれているのとで、胸がいっぱいになる。
『香織さ、言いづらいんでしょ?』
核心をつかれて、ドキッとする。
確かにその通りだけど…。
『明日、俺が言っとくから』
これには驚く。え、と…。
嬉しいけど、迷惑すぎるよね…。
そう送ると、奏人は。
『全然迷惑じゃない。てか言いたいわ』
『俺、香織の彼氏だから言う権利あるし』
『つーか香織困らせるとかむかつくわ』
『だから、俺に任せておいて』
その返信すべてが、泣きそうなくらい嬉しかった。
奏人は普段、口数少ないしあまり話さないけれど、ちゃんと私のこと考えてくれてるんだ。
私は、奏人の彼女って認識してもらえてるんだ。
……奏人、大好き。
part9.「モテる彼」
奏人は、惚れたものの弱みとか一切なしでみても、超イケメン。学年一の美少年。
なんで私と付き合ってくれるのか、不思議なくらいかっこよくて、しかもモテる。
当の本人にも、それなりに自覚はあるみたいだけど、
それでも彼の自覚以上にモテるから、私としては不安だ。
そんなある日…。
久しぶりに一緒に帰れることになり、奏人と一緒に歩く。
そんな時、奏人がふと口を開いた。
「……なんかさあ、最近女子からめっちゃメールくるんだよね」
「……え?」
「別になんか用事って感じでもないんだけど……うざいわ」
奏人ははっきり言ってメールやラインが嫌い。って言うより、本人いわく、
好きでもないやつと連絡しなきゃならない意味がわからない、らしい。
そう言って、ハッとしたように
「あ、だから香織は全然いいから。香織とラインすんのは楽しいし、したい」
なんて言うから、ずるい。
そんな奏人に女子から頻繁にメールがあるなんて。
そんなの、奏人が好きだからに決まってる。自覚してよ……。
「奏人モテるからね」
「まあ、それなりに」
そこで否定しない、そういう自信家なところさえ好きなんだから、
私はどうしようもないくらい奏人に夢中だ。
「……かっこいいもん」
「嬉しいわ。でもそんなモテないから」
自覚してるのかしてないのか分からないけど、私は不安な気持ちに押されて……。
「奏人モテてるんだよ。たまに心配になっちゃうもん……」
そう言って、恥ずかしくて俯いた。
わ、私……本人に向かってなんてこと……。
「え、なんで?」
奏人がほんとに不思議そうに聞く。
もうここまで言ったんだから、と腹をくくって言う。
「だって……私なんかより可愛い子なんていっぱいいるから、って意味で」
そう言えば、奏人は小さな声で呟く。
「うーん……俺は、可愛い人がいたって、あんま興味ないわ」
「え、そうなの…?」
「うん」
そう言って、小さく笑って。
「香織がいるから」
照れくさそうにそう言って笑った。
その言葉にも笑顔にも、何もかもがキュンとしました(笑)
part10.「小悪魔な彼」
その日は珍しく、私は奏人とラインをしてなかった。…っていうのも、
奏人が卒業した部活の先輩に会いに行ってていないから。
帰ってきたらラインするって言ってたから、私は彼からのライン待ち。
そろそろ帰ってくるはずなんだけどな…。
そう思った矢先、タイミングよくラインの着信音がなった。
開くとそれは待ち焦がれてた奏人からで。
自然と頬が緩む。
『ただいま』
短く一言、奏人らしい。
『おかえりなさい』
『うん』
『楽しめたかな?』
『まあね』
『知らない先輩もいてびっくりした』
『知らない先輩?』
『うん、俺の先輩の友達だって』
『あ、そういうことね(笑)』
『会ったらいきなり、イケメンだね!もてるしょ?って聞かれた』
『奏人かっこいいもんね、なんて答えたの?』
『はい!って言ったww』
『奏人らしいね(笑)』
『で、彼女いるしょ?って言われたから』
『最近できましたって答えた』
『そうなの?(笑)』
『うん』
『どんな子か聞かれたから』
『先輩すごいフレンドリーだね(笑)』
いつもよりも饒舌な奏人に、なんだか嬉しい気持ちになった。そしたら……。
『可愛いし頭もよくて、笑ったら超可愛い完璧な人ですって言った』
その台詞に、一瞬思考が停止して、顔があつくなった。嬉しいけど…。恥ずかしいよ。
『……嬉しすぎて顔あっついよ(笑)』
『……奏人大好き、ありがとう』
『俺も好きだよ』
いつもよりあまあまな彼にキュンキュン。
新しい彼を知るたびに、どんどん夢中になって、どんどん好きになっちゃう…… 。
きっとみんなそうなんじゃないかなあ……。
私はこれからも彼に夢中です。
end.
引用元 Yahoo知恵袋「キュンとくるエピソード」
現代では離婚はもはや珍しいことではありませんが、
他に類を見ない離婚を迎えた男性がいます。
彼の場合、少し変わった離婚条件が驚くべき結末を招きました。
この物語を最後まで読めば、
「愛」というものが何なのか知ることができるかもしれません。
ティッシュをご用意ください!
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ある日、私は帰宅して、妻に夕食を取り分けたとき、彼女の手を取り告げました。「離婚したい」と。
妻は取り乱しもせず、穏やかに理由を尋ねました。
私の答えはあいまいではっきりせず、彼女は怒りました。
夕食の皿を床に落とし、叫びました。「男らしくないわ!」一晩中私たちは口を利きませんでした。
妻は泣いていました。
どうしてこの結婚生活が失敗に終わったのか理由を求めているのはわかっていましたが、
私がジェーンに傾いたことは癒えませんでした。もう妻を愛していないのです。
ただ妻が哀れでした。
私は罪悪感にかられながら離婚届を見せ、家と車、会社の株式の30%の配当を残すと伝えました。
彼女は怒り、離婚届を破りました。
10年間人生を共に過ごした女性は、もはや他人でした。
妻がこの結婚生活に多大な時間、労力、お金をかけてきたことは申し訳なく思いましたが、
私が言ったこと、ジェーンへの思いは確かなものでした。そしてついに妻は号泣し始めました。
最初に予想していた通りのその反応を見たとき、突然、離婚がより現実的なものに思えてきました。
次の日遅くに仕事から帰宅すると、妻は座ってテーブルで何か書いていました。
何も食べる物がなかったので、私はベッドに直行し、眠りに落ちました。
翌朝、妻は私に離婚条件を提示しました:私からは何もいらないが、これから一ヶ月間だけ、
できるだけ普段通りの生活をして欲しいというものでした。
理由は、息子が一ヶ月後に大切な試験を控えており、
離婚で息子の試験準備の邪魔をしたくないからだそうです。
さらに妻は私に、結婚式の日に私が妻を玄関から寝室まで抱えが上げて行ったときのことを思い出すように
言いました。
そして最後の一か月は、毎朝、寝室から玄関まで抱き上げて運んで欲しいと。
妻は頭がおかしくなったのではと思いましたが、
最後の日々をなんとか切り抜けるため、この提案を受け入れることにしました。
1日目。妻を抱えたとき私たちはお互いぎこちなかった。
でも息子が拍手しながら「お父さんがお母さんを抱っこしてる!」と言いました。その言葉は、
私に言い知れぬ心苦しさをもたらしました。
寝室からリビングルームを通って玄関のドア前まで抱きかかえて行くと、
妻は目を閉じて小さな声で言いました。
「離婚のことは息子には一言も言わないで」私は頷き、玄関ドアの外で彼女を下ろしました。
2日目。もうぎこちなさは無くなっていました。
妻が私の胸に体をぴったりくっつけると、彼女のブラウスから漂ってくる香りを感じました。
ふと、ずいぶん長い間、妻をちゃんと見つめていなかったことに私は気づきました。
彼女の顔にはシワが刻まれ、白髪も増えていました。この結婚がそうしたのです。
妻にどれだけ苦労をかけてきたのか、考えました。
3日目。妻を抱き抱えた時、彼女に対する親近感が戻ってきた気がしました。
この人こそが人生の10年を自分に捧げてくれた女性だったのです。
4日目、5日目、この温かい気持ちは強まっていきました。
日が経つにつれ、彼女を運ぶのはにも慣れてきました。
そして妻がどんどん痩せていることに気付いたのです。
ある朝、きっと妻は私に痛烈な許しがたい思いを抱いているに違いないという考えが胸を打ちました。
すると自然と手が妻の頭にそっと触れていました。
その時、息子が部屋に入ってきました。
「お父さん、お母さんを抱っこする時間だよ!」息子にとって、
父が母を家の外まで抱きかかえるというのは、朝の儀式になっていたのです。
妻は息子を胸に抱き寄せました。気が変わってしまうことを恐れた私は、目をそらしました。
妻を抱き上げると、彼女はやさしく、自然に私の首に腕を回しました。私は妻を固く抱きしめました。
まるで、結婚式の日のように。
最終日、妻を抱きかかえようとしましたが、もう限界でした。
しなくてはならないことがあったのです。
ジェーンのアパートに行って、彼女に言いました。
「すまない、ジェーン。もう妻の元を去りたくないんだ」
突然あることがはっきりしてきました:私は結婚式の日に妻を抱きかかえて家の敷居をまたぎ、
約束したのです。
「死がふたりを分かつまで」妻を抱き締め続けると。
帰り道、妻に花束をと思い花屋に立ち寄ると、カードにはどんなメッセージを入れたいかと聞かれました。
私は笑顔でこう言いました。「僕は、君を毎朝抱きかかえます。死が僕らを分かつまで」
花束を抱きかかえ、満面の笑みで家に戻りました。でも妻は、私が留守にしている間、
睡眠中に亡くなっていたのです。
後日、妻はこの数ヶ月ガンと闘っていたことがわかりました。
私はジェーンに気を取られていて気づかなかったのです。
おそらく妻はもう長くは生きられないということを覚悟していて、
離婚によって私と息子の関係が壊れないようにしてくれていたのです。
息子の目には、私が最高にロマンチックな夫として映るように。
そして私は、私は最後にもう一度、妻を抱きかかえてドアに向かって行きました・・・
時に私たちは、手遅れになってようやく、自分の近くにある大切なものに気づくことがあります。
この物語は、関係を終わりにしようしている人にも、
大切な人と恋に落ちた日を思い起こさせてくれるかもしれません。
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