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©iStock.com/deeepblue
恋愛の話となると必ずと言っていいほど登場するキーワード、「女子力」。ファッション雑誌や恋愛コラムで見ない日はないほど。
そのせいで、「女子力の高い女子はさぞモテるのだろう」と思っている人も多いに違いない。
しかし、そんなモテそうな女子力高めな女子のことを、内心苦手に思っている男子が少なからずいることが、今回しらべぇの調査で判明した。
しらべぇが全国20代~60代の男性679人にアンケート調査を行ったところ、「女子力の高すぎる女子が苦手だ」と答えたのは、全体の28%。
しかし、年代別調査では大きな開きがあり、20代男性では34.8%が「苦手だ」と回答し、30代~50代の男性を大きく引き離したのだ。
この世代は若い女性に接する機会も多く、それだけ「女子力の高すぎる女子」に遭遇する可能性も高いと言える。
都道府県別調査では興味深いデータが。愛知県、大阪府がそれぞれ22%の「女子力高い女子苦手率」だったのに対し、東京都の男子は33.9%が「苦手」と回答したのだ。
日本の三大都市圏の中でこのように大きな差が生まれることに驚く人もいるかもしれないが、じつはこれは理にかなっている。というのも、東京は日本中から流行により敏感な女子が上京してくるため、それだけ女子力濃度も高くなるからだ。
とくにリア充大学として有名な青山学院大学は、一説では愛知県全土に匹敵する女子力があるともいわれている。
東京は、今や女子力で氾濫していると言っていいだろう。
また、モテる人ほど「女子力の高すぎる女子」が苦手であることも判明。モテない人に対して、12%以上も苦手な割合が高かったのだ。
なぜ、モテる男子は女子力の高い女子が苦手なのだろうか? 実際にしらべぇ編集部では自分を「モテる」と語る25歳の男性に取材、苦手な理由を教えてもらった。
「僕は見た目がわりと今風なのですが、好きになってくれた子は髪色を明るくしたり、派手になるんですよね。きっと、僕の見た目から派手目な子が好きなんだろうと思ったんでしょう。でも、そういう表面しか見てない、表面しか変えない姿勢は、薄っぺらく思えてしまいます」
「もちろん、英会話がダメなわけではありません。英会話がなぜ自分磨きに繋がるのか、男にはわからないのです。英語が話せる人は、本当に人間的に成長した人でしょうか?」
「たとえば、女性でもEXILEみたいな男男した男性が苦手な人もいるでしょ? それは男も同じであって、過剰なまでの女子っぽさに苦手意識を感じる男子もいるはず」
「女子って自分がすでに『付き合いたい』と思ってる男子でない限り、誘っても女子会とかぶれば女子会を優先する生き物なんですよね。ほとんどの男には正直、興味ないんだと思います。それはまあそういうものだとしても、毎週末、女子同士で集まるってのもどうかと思います」
「一番はここです。『愛されモテ』に走る女子力高めな女子は、男子に幸せにしてもらう、愛されるのが基準となっています。でも、今の時代、男は男で生きるのが大変。『私を幸せにして』という女子より、 『一緒に幸せになろうよ!』と言ってくれる女子のほうがよっぽど魅力的です」
歴戦の強者の前では、カリソメの女子力では見抜かれてしまうということらしい。結局、男子も女子も、総合的な人間力で勝負すべき、ということだろうか。
(取材・文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤)