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森羅万象

全身にやけどを負った赤ん坊は自分を抱いた看護婦の顔を記憶に焼き付けた。38年後、信じられないような出来事が起きた!

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全身にやけどを負った赤ん坊は自分を抱いた看護婦の顔を記憶に焼き付けた。38年後、信じられないような出来事が起きた!

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ニューヨーク在住の美しい女性、アマンダ・スカーピナーティ。
 
現在の姿だけをみると、世間一般によくいるような明るく友人も多い女性である彼女。
しかし彼女は、長年誰にも知られることのなかった秘密を抱えていました。
  

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                                            それは彼女がまだ生まれて間もない、38年前の赤ん坊だった頃まで遡ります。
 
現在では医療が発達したおかげで、彼女を見ても傷跡に気付くこともありませんが、子どもの頃の彼女はその事故によって長い間、辛い思いに晒されてきました。
 
そんな傷付き落ち込む彼女には、いつも心の支えとなっていた”ある一枚の写真”があったのです。

1977年、アマンダがまだ生後3ヶ月の時です。

ある日、彼女の母親は風邪を引いたアマンダを寝かしつけて、ほんの一瞬目を離しました。
 
しかし、この一瞬の間に何かの弾みで動いてしまったアマンダは、ソファーの横に置かれていた加湿器の上に落ちてしまいます。
 
加湿器には熱湯が入っており、それをかぶってしまったアマンダは全身に火傷を負ってしまったのです。
 

 そしてすぐに病院へ運ばれて治療を受けたアマンダは、ある一人の女性に出会います。
その女性の名前はスーザンバーガー。
病院の看護師です。
 
彼女は入院中のアマンダを献身的に世話をして、火傷の痛みで泣いていた際には彼女はずっと優しく抱いてくれていたのです。
 
こちらがその際に撮られた写真です。
 
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もう一枚の写真はアマンダが火傷の手術を受けた直後に撮られたものです。
 
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分厚い包帯を巻いているアマンダを、優しい表情を浮かべて抱っこするスーザン。
この写真がアマンダの一生の宝物となるのでした。

そして大人になったアマンダは、火傷の傷跡が原因でいじめられ毎日泣かされる度に、あの写真を見つめていた幼少期を振り返ってこう語ります。
 

 
「写真を見つめて、写真の中の彼女に話しかけていた。誰なのかは分からなかったけど、一生懸命世話をしてくれた人を見つめていると、気持ちを落ち着かせることができたの。」
 

 
18際になる頃には手術の甲斐もあり、もうほとんど火傷の跡も見えなくなっていた彼女。
 
その頃からアマンダは、写真の中で自分を抱き、いつも心の支えとなってくれていた看護師に会いたいと思うようになります。
 
それからというもの、その看護師であるスーザンの行方をなんとか突き止めようとしますが一向に手がかりは見つからず、いつの間にか20年という時が過ぎていました。
 
しかし彼女は最近になってあることを思いつきます。
それはSNSを使って、写真に写る看護師の情報を集めるという方法。
早速アマンダはFacebook上に写真を投稿したところ、その日のうちに5000人もの閲覧者が集まりました。
 
その投稿内容がこちら。
 

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「これは赤ん坊の頃の私の写真です。3度の火傷をおって入院していた時に、NYのアルバニーメディカルセンターで撮られたものです。私は20年もの間、この看護師を探しています。しかし未だ会うことは出来ていません。そこでソーシャルメディアの力を借りれば、誰かが彼女に気が付くかもしれないと考えました。これは1977年の写真です。私の願いはこの人の名前を知ること、そしてもしできれば会ってお話をすることです。是非シェアしてください、どこで誰の目に触れるか分からないから。」

 


そしてアマンダの願いは叶いました。
スーザンの元同僚だった人が写真の中の彼女の存在に気が付いたことがきっかけとなったようです。
 
2人は感極まって涙を流し、アマンダは「本物だわ」と言って38年ぶりの再会を喜びました。
 

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スーザンの方も自分を探してくれていたことに感激したと語り涙を浮かべました。
そして驚くことに、彼女もアマンダと同じあの写真をずっと持っていたのです。
その理由についてスーザンはこのように語っています。
 

 「自分のやっていることには意義があるということ、いつも全力で立ち向かわければならないということを、この写真はいつも思い出させてくた。」
 

 
二人の再会を取材していた記者は最後に、アマンダへ「これからずっと交流を続けるのか」という質問を投げかけたところ彼女はこのように答えてくれました。
 

 
「これまでもずっと長い付き合いだったわ。彼女がそのことを知らなかっただけよ!」
 

 

素敵なお話ですね。
 
長い年月の間、お互い名前も知らないのにも関わらず38年前の写真をずっと持ち続け、勇気付けられていたという事実は、2人の運命的な関係を物語っています。
 
20年かけてもまったく手掛かりが得られなかったにも関わらず、あっという間に再会までたどり着かせる事をサポートしたFacebook。
 
今後もSNSでこういった再会を果たす人が増えてくるのかもしれませんね。
 

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Writing by Y.sato of cadot


出典:Amanda Scarpinati

転載元 カド

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