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ニューヨーク在住の美しい女性、アマンダ・スカーピナーティ。
現在の姿だけをみると、世間一般によくいるような明るく友人も多い女性である彼女。
しかし彼女は、長年誰にも知られることのなかった秘密を抱えていました。
そして大人になったアマンダは、火傷の傷跡が原因でいじめられ毎日泣かされる度に、あの写真を見つめていた幼少期を振り返ってこう語ります。
「写真を見つめて、写真の中の彼女に話しかけていた。誰なのかは分からなかったけど、一生懸命世話をしてくれた人を見つめていると、気持ちを落ち着かせることができたの。」
18際になる頃には手術の甲斐もあり、もうほとんど火傷の跡も見えなくなっていた彼女。
その頃からアマンダは、写真の中で自分を抱き、いつも心の支えとなってくれていた看護師に会いたいと思うようになります。
それからというもの、その看護師であるスーザンの行方をなんとか突き止めようとしますが一向に手がかりは見つからず、いつの間にか20年という時が過ぎていました。
しかし彼女は最近になってあることを思いつきます。
それはSNSを使って、写真に写る看護師の情報を集めるという方法。
早速アマンダはFacebook上に写真を投稿したところ、その日のうちに5000人もの閲覧者が集まりました。
その投稿内容がこちら。
「これは赤ん坊の頃の私の写真です。3度の火傷をおって入院していた時に、NYのアルバニーメディカルセンターで撮られたものです。私は20年もの間、この看護師を探しています。しかし未だ会うことは出来ていません。そこでソーシャルメディアの力を借りれば、誰かが彼女に気が付くかもしれないと考えました。これは1977年の写真です。私の願いはこの人の名前を知ること、そしてもしできれば会ってお話をすることです。是非シェアしてください、どこで誰の目に触れるか分からないから。」
そしてアマンダの願いは叶いました。
スーザンの元同僚だった人が写真の中の彼女の存在に気が付いたことがきっかけとなったようです。
2人は感極まって涙を流し、アマンダは「本物だわ」と言って38年ぶりの再会を喜びました。
「自分のやっていることには意義があるということ、いつも全力で立ち向かわければならないということを、この写真はいつも思い出させてくた。」
二人の再会を取材していた記者は最後に、アマンダへ「これからずっと交流を続けるのか」という質問を投げかけたところ彼女はこのように答えてくれました。
「これまでもずっと長い付き合いだったわ。彼女がそのことを知らなかっただけよ!」
素敵なお話ですね。
長い年月の間、お互い名前も知らないのにも関わらず38年前の写真をずっと持ち続け、勇気付けられていたという事実は、2人の運命的な関係を物語っています。
20年かけてもまったく手掛かりが得られなかったにも関わらず、あっという間に再会までたどり着かせる事をサポートしたFacebook。
今後もSNSでこういった再会を果たす人が増えてくるのかもしれませんね。
転載元 カド