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オナニー、自慰、手淫、マスターベーション、ハンドジョブ、せんずり…さまざまな呼び名で呼ばれるこの行為は、多くの男性、そして一部の女性にもなじみ深いことだろう。
日常的に行う行為のため、中には「自分流のやり方」を開発する人もいるが、その「新潮流」とでも言うべき方法が密かなブームらしい。
それは「オナニーの際に乳首をくりくりしながら行う」というものである。その名も「チクニー」だ。
■チク兄さんに聞く『通のやり方』
「男性の乳首には無限の可能性がある」と語るのは兵庫県在住のライターA氏(40代)。 乳首オナニーの心地よさを知って以来、多数の後輩にその魅力を伝授。今では敬意をこめて「チク兄さん」と呼ばれているとのこと。
そんな彼に「チクニ―」の魅力を語ってもらった。
―「チクニー」のやり方を教えてください。
「体をベッドに横たえ、安静にし、心を落ち着けます。そして、乳首の周りからさすっていく。この時、決して強くしないことがポイント。一定のペースで、円を描くようにして、体が慣れていくのを待ちます。そして、少しずつ乳首を触ります」
―裸で行うのですか?
「裸でもいいですし、化学繊維の服の上から触っても刺激があっていいです」
―他にコツはありますか?
「私のようなプロになると、膝の下に手のひらを置いて圧迫するなど、血の巡りを悪くし指先の感触をなくしてから行いますね。そうすると、まるで他人に触られているかのような錯覚で、つい声が出ることも。 また、利き手じゃない方で行うと、まるで浮気したみたいな気分になります」
―乳首オナニーのメリットは?
「乳首が性感帯として開発されるので、オナニーはもちろん、セックスのバリエーションも増えます。また、男性器は一度果ててしまうと使い物になりませんが、乳首はエンドレスの快感」
―逆にデメリットはありますか?
「本番でもつい指が乳首にいってしまうことでしょうか。あと、ひとりでいる時も触ってしまいます」
―今後の抱負を教えてください
「チクニ―に慣れてくいくと、性器を触らずとも乳首だけで射精できるようになると噂されているので、その真偽を確かめたいですね。ネットでしか見たことがない情報なので、本当かわからないのですが、私は『ある』と思います」
新しい世界の扉を開いてみたい人は試してみてもいいかもしれない。後戻りできなくなる可能性もあるが…。
(取材・文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤)