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学校で勉強は教えてもらえても、恋愛についての知識は教えてもらえません。
人は本能的に誰かを好きになる生き物です。
心理学には、そんな恋愛をテーマとした実験や調査がたくさんあります。
その中から「恋愛心理学」として20の恋愛テクニックをご紹介したいと思います。
これらは必ず効果を発揮すると断言できるものではありませんが、
きっと異性を振り向かせるきっかけ作りや、相手の気持ちを知るヒントになるはずです。
好きな人にアピールしたいとき、気になる人をデートに誘いとき、あるいはビジネスで
相手の心を掴みたいとき、などに応用していただけたらと思います。
今回のラインナップは以下のようになってます。
1 出会って3回目までが勝負
2 好意は返ってくる
3 悩みを打ち明け仲を深める
4 態度に表れる脈ありサイン
5 おもしろい女性は損をする?
6 第三者の協力
7 デートに誘うテクニック
8 初めてのデートは短めに
9 聞き上手になるコツ
10 上手なほめ方
11 きごう恋人の距離
12 ギャップは印象に残りやすい
13 告白は出会いから3か月以内が勝負
14 告白が成功しやすい時間帯
15 長続きする恋愛の秘訣
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心理学では第一印象によって与えられた印象が強く残ることを「初頭効果」といいます。
例えば以下の人物紹介文を見て、どちらの方が印象が良く思えるでしょうか?
実際の文章の内容は同じにも関わらずAさんの方が何となく印象が良く見えませんか?
このように最初に良いイメージを与えることで、最後にある「嫉妬深い」という
マイナスイメージが軽減されるのです。
逆に最初にマイナスイメージを持ってきてしまうと、残りの「イケメン」や
「頭が良い」という印象が薄くなってしまいます。
つまり第一印象がとても重要になってくることが分かっています。
また人の印象は出会ってから3回会う間に決まるとされている「スリーセット理論」というものがあり、
以下のように人の印象を固定化すると考えられています。
そして、デートの別れ際などで最後の印象が強くなることを「親近効果」といいます。
つまり、いくら楽しいデートをしても最後の方で嫌なイメージを残してしまうと、それが残ってしまうことが考えられます。
「第一印象」と「デートの別れ際」に良いイメージを持ってもらうことが恋愛成功の鍵になると言えるでしょう。
相手から好意を示されると、同じだけの好意を返したくなる「好意の返報性」があります。
例えば自分に対して嫌な態度を取った人を嫌いになり、好意的な態度を取った人を
好きになる傾向があるのです。
つまり相手に自分の思いを告げるだけでも、自分を好きにさせる効果が期待できるのです。
しかし、いきなり「好きです!」と伝えてもうまくいくものではありません。
まずは相手にさりげなく好意を伝える方が効果的と言えます。
・好意をさりげなく伝える方法
笑顔:好きな人の前で自然と笑顔になるように、笑顔で接することで好意を示せる。
名前:名前で相手を呼ぶことは「自分を強く意識している」と感じられるものです。
会話:自分主体の会話になってしまうと「あなたには興味がない」というメッセージに
なってしまいます。
自分のことを話すのであれば「あなたは?」と相手の話しを聞く姿勢が大切になってきます。
視線:男性は女性の視線を「好意」と受け取りやすい傾向にあり、思いの強さが視線に
表れることも分かっています。
接触:男性に対してさりげないボディータッチをするのは好意を示すことに繋がります。
しかし反対に男性が女性にするのは「セクハラ」と捉えられてしまうことがあるので注意が必要です。
そもそも人は他人に認めてもらいたいという「自己是認欲求」を持っており、小さなことでも
褒められると大きな喜びになるものです。
相手を振り向かせたいと思っているのなら、どんどん自分の好意を伝えていくのも、
ひとつの恋愛テクニックです。
ただし、好きでもない人に上のような好意を示してしまうのはNGです。
笑顔やボディータッチを日常的なコミュニケーションとしてよく使うひとは、
相手に誤解を招いてしまう場合があります。
恋愛心理学的に悩みを打ち明ける(自己開示する)ことで、相手との距離を縮めることが期待できます。
自己開示:自分の内面や経験について、相手に打ち明けること。
恋愛テクニックとして、悩みごとの相談をすることによって「あなたを信頼している」というメッセージを
伝えることができます。
特に男性は自尊感情が強い傾向にあるため、頼られると嬉しく感じ、自分にそれだけの価値があると
思うことが多いと言われています。
ただし悩みを相談する際に注意すべき事があります。
それは「漠然とした相談」はNGということ。
だらだらと自分の愚痴を言っているだけでは、相手は「相談にのっている」とは感じません。
男性はつねに「解決しなければ」、「結論を出さなければ」と考えるので、質問が漠然としていると
困ってしまう場合があります。
そこで具体的な質問の選択肢として2~3個用意しておくことで、答えやすくなります。
また悩みを相談することは「クロージング効果」も期待できます。
クロージング効果とは、外との繋がりを閉じ、2人だけの世界を作ることです。
閉じ方には2種類あり、交際宣言などして周囲から「外から閉じる方法」と、
秘密などを共有する「内から閉じる方法」があります。
また会話のテクニックとして結論を最初に話す「アンチクライマックス法」が男性には効果的です。
(結論を最後に話すのはクライマックス法)
男性はこの手法を好む傾向にあり「仕事のことで相談があるんだけど・・・」のように
本題を先に伝えて話す方が良いと考えられます。
言葉に表れる脈ありサインのひとつとして、一人称を多用することがあります。
例えば会話の中で「私が」「僕が」などの一人称を多用しているのであれば「自分に興味を持って
もらいたい」と思っているはずです。
また相手の好意は言葉だけではなく、態度にも表れることが分かっています。
アメリカの心理学者メラビンによると、男性が好きな女性をイメージするとき、片方の肩が下がり、
反対に女性は、嫌いな人や苦手な人をイメージすると肩が下がる傾向があると言われています。
このように言葉にしない気持ちの表れを心理学では「ノンバーバル・コミュニケーション」と呼びます。
その他にも「ブックエンド効果」というものがあります。
これは恋人同士が身を寄せ合う様子から由来していて、好意を持った相手に対して、視線を向け、
体も同じ方向に向き、身を乗り出したりする効果を意味します。
つまりあなたと話している異性が、顔や体をあなたの方に向けて話している場合や、少し前かがみになって
あなたの話しを聞いているのなら、脈ありサインとして考えることができるのです。
逆に自分に好意がない(脈がない)ことも表れることがあります。
視線をそらす、話しているとき眉間がピクッと動く、あなたの名前を呼ばない、などはあなたに
興味がない証拠とも言えます。
関連記事:恋愛相手の気持ちが知りたい!脈ありサイン8つのまとめ
相手に自分を魅力的に見せるテクニックの一つとして「ユーモア」があります。
好きな男性のタイプの上位にはつねに「おもしろい人」が入ってきますが、実は女性にとって
ユーモアは必ずしも魅力になるとは限らないのです。
ユーモアには「自虐的ユーモア」と「知性的ユーモア」の2つがあります。
自虐的ユーモアは、自分のダメなところや失敗を誇張して話すことで、
相手に「自分より下」だとどこかで思わせ、安心感を持たせます。
知性的ユーモアは、機転を利かせ、気の利いた言葉などをかけることで、
男性の場合大きな魅力になると考えられています。
問題は、このユーモアが男性と女性によって受け取り方に違いがあるところです。
男性は、自分より下に見えすぎてしまうと恋愛対象として見ない傾向にあり、
逆に自分より知性が高く見える女性は敬遠しがちなる傾向があります。
つまり男性が求めているのは「おもしろい女性」ではなく、
「自分のユーモアを分かってくれる女性」なのです。
女性の恋愛テクニックとして「笑われる」ことよりも「笑う」ことの方が
好感度アップに繋がりやすいことが考えられます。
タイトルだけ見ると推理小説のような感じがしますが、心理学には「ウィンザー効果」という第三者から
伝えられた情報の方が信憑性が増し、印象が強く残る考え方があります。
少し策略的だと思われるかもしれませんが、この心理を利用して、共通の友人を通してあなたの良い噂や、
ほめ言葉を伝えてもらう恋愛テクニックが考えられるのです。
特に好意を寄せている相手が、あと一歩という状態であるならば、最後の一押しとして効果的です。
信頼している第三者から「あの人は本当に性格がいい」などのように伝えられると、
「自分の考えは間違っていなかった」という確信にも繋がります。
またリスクも伴いますが、共通の友人を通して「あなたのこと好きみたい」と伝えてもらうのもひとつのテクニックです。
好意の返報性で説明したように、好意を持たれると返したくなる心理が働きます。
デートに誘いたいけど恥ずかしくてなかなか切り出せない人も多いのではないでしょうか?
そこで心理学的にデートに誘うときや、頼みごとをするときに効果的な恋愛テクニックをいくつかご紹介しておきます。
まずは「カチッサー効果」。
これはテープレコーダーのスイッチを入れると自動的にサーッと音がすることが名前の由来となっています。
カチッサー効果とは、理由づけをすることにより、頼みごとに正当性を感じ、深く考えずに了承してしまう効果を意味します。
ある心理実験では「先にコピーを取らせてほしい」とお願いするよりも「コピーを取らなければいけないので、
先に取らせてくれませんか?」とお願いした方が効果的だという結果が出ています。
また面白いことに、上のような「理由にならない理由」であったとしても、その効果は表れたのです。
その他のデートに誘うテクニックとして「フット・イン・ザ・ドア」があります。
通常はビジネスなどで応用されるテクニックですが、恋愛にも応用することが可能です。
フット・イン・ザ・ドアとはビジネスマンがドアに足を入れることができれば成功する意味合いからきており、
最初に小さな要求をして、次に本命の要求をする手法です。
人は一度頼みごとを承諾すると、それに続く頼みごとも断りづらくなる心理を持っています。
例えばデートに誘うことが本命のお願いだとして、最初に「パソコン詳しくないから買い物に付き合ってほしい」と
理由づけをし、そこからカフェに行ったり、食事に誘うことができることが期待できます。
また反対に先に大きなお願いごとをする「ドア・イン・ザ・フェイス」という方法もあります。
これは最初に受け入れられないような大きな要求をし、一度断りを入れると、
次の本命の要求に対して断りづらくなるというテクニックです。
また、仮にこれらの恋愛テクニックを使ってデートを断られても「笑顔」で謝ることが大切です。
誘いを深追いせず、相手が歩み寄りたい気持ちになるまで少し時間をおいてみましょう。
好きな人との初めてのデートほど、できるだけ長く一緒にいたいと思うもの。
ですが、恋愛心理学的には最初のデートこそ時間を短くした方が相手の気持ちを刺激すると言われています。
短時間が良い理由は、人が集中していられるのは90分ほどで、初めての人と2時間以上2人きりでいると、
無意識のうちに疲れを感じ始めるからです。
またデートをする環境も非常に重要になってきます。
心理学では「ランチョン・テクニック」と呼ばれるものがあり、これはおいしい食事を利用して、食事の満足感と、
相手に対する満足感を重ねやすくなる効果があります。
ある心理実験では、快適な環境(室温23.3℃、湿度30%)、不快な環境(室温37.8℃、湿度60%)で
ある人物の調査票を見てもらい評価してもらうものがありました。
ご想像の通り、同じ人物の調査票にも関わらず、快適な環境の方が高い評価を得たのです。
つまり初めてのデートで大切なのは「長く一緒にいること」ではなく、「短時間で快適な環境で
おいしい食事をする」ことだと言えるでしょう。
もちろんすべての条件をわざわざ整える必要はありませんが、恋愛テクニックのひとつとして覚えておくことをオススメします。
デートで会話が盛り上がらないと相手に良くない印象を与えてしまうことがあります。
人は気持ちよく自分のことを話せると、会話が盛り上がったように思い、気分がよくなるものです。
つまり「聞き上手」になることがポイントとなってきます。
そのきっかけとなるのがYes・Noで答えられない「開いた質問」になります。
開いた質問とは学生の頃に英語の授業などでよく聞いた「5W1H」に関する質問になります。
5W1Hとは、Who(誰と)Where(どこで)When(いつ)What(何を)Why(なぜ)How(どのように)といった
情報伝達の基本要素になります。
例えば相手の趣味が旅行だとしたら「どんな場所に行くの?」、「どんな人と行く予定なの?」などのように
質問をすることで会話が続きます。
気をつけてもらいたいのが「Why(なぜ)」を使った質問は、深く考えなければならず会話が止まるおそれがあるので、
基本的に使わない方が無難だということ。
また相手の話しに「あいづち」を打ったり、相手が話した内容を仮に知っていたとしても「知らないふり」をするのも効果的です。
あいづちを打つポイントは、相手の動きに変化があったときです。
ただ闇雲にあいづちの回数を増やせば良いというものではなく、話の区切りはもちろん、顔を向けたり、
体を傾けたり、視線を向けたりしたときにあいづちを打つのがコツになります。
会話を盛り上げる恋愛テクニック「聞き上手」をぜひためしてみてください。
心理学者のジョセフとハリーが考案した「ジョハリの窓」という自己についてタイプを分けたものがあります。
この中でほめられたときに、最も嬉しく感じるのが「他人は知っているけど自分は知らない自分」です。
つまり「美人」と評判の女性が、自分にその自覚がある場合、「美しいですね」とほめられても
嬉しさをさほど大きく感じない傾向にあると言えます。
また自分が気づいていないところをほめられ、驚くことを心理学では「自己拡大」といいます。
またこの自己拡大の喜びを与えてくれた人に対して特別な感情を持つことも分かっています。
恋愛テクニックとして「相手が気づいていない長所」をほめることで、特別な存在となり、
仲を深めることが期待できるわけです。
ほめ方も男性と女性によって違いがあり、男性は部分的にほめられるよりも全体をほめられることを
好む傾向にあり、反対に女性は部分的にほめられることを好む傾向にあります。
人には固有の「近づいてほしくない距離」というものがあります。
これは心理学でパーソナルスペースと呼ばれていて、恋人、友人、ビジネスなどによってその距離は変化していきます。
例えば恋人との距離に他人が入ってきてしまうと不快と感じてしまったりすることがあります。
一般的なパーソナルスペースの形はキレイな円になっているのではなく、前後に広く、左右に狭いという特徴をもっています。
このパーソナルスペースを使った恋愛テクニックとして、食事のときにカウンター席を使ったりすることで、
相手のパーソナルスペースに近づき、親近感を増すことが期待できるのです。
また食事に限らず、映画デートやドライブデートもオススメです。
恋人の距離に自然と入ることができれば、自分のパーソナルスペースに受け入れたと感じ、相手の警戒心を解くことができるはずです。
当サイトではパーソナルスペースについて詳しく解説しているので、もしよろしければご覧ください。
合わせて読みたい記事:【パーソナルスペースから学ぶ男女の恋愛】
心理学には「ゲイン・ロス効果」というものがあります。
これは人が総量よりも「変化の度合い」によって大きく影響を受ける心理です。
例えばいつも強気な人が急に弱気な一面を見せたり、体格がほっそりしていた男性が脱いだらマッチョだった、
なんていうギャップが大きな変化と感じられ、好意を持つきっかけになるのです。
しかし注意すべき点があります。
それは始めからギャップの心理効果を狙って第一印象を悪くするのはNGということ。
上の方でも解説したように、人は第一印象によって多くの要素を固定化する傾向にあります。
またギャップがいつもプラスに働くとは限りません。
良いイメージから悪いギャップを見せてしまうと、その分マイナスの影響も強くなることが分かっています。
最も効果的な使い方は、意中の人にだけギャップを見せることです。
例えばいつもはしっかりしている女性が、その男性の前だけ甘える表情を見せたりすることで
「自分にだけ特別な一面を見せてくれている」と感じます。
いつもはボーイッシュな服装が多い女性も、デートの際に女性らしい服装をすることで
「その人だけに見せている自分」をアピールすることができます。
心理学には「単純接触効果」と呼ばれるものがあります。
これは文字通り何度も会うことによって、相手を見慣れ、警戒心が薄れていき、好意を持ちやすくなる効果のことです。
職場恋愛や学生の頃に近くの席になった異性を好きになるのもこの単純接触効果が関係していると考えられています。
またある調査では学生を対象に告白の経験や、告白までに費やした時間についてアンケートを取りました。
結果は出会ってから3か月以内に告白をして成功したのが約41%、4~12ヶ月以内だと約11%、
13ヶ月以上になると約35%の成功率というものでした。
このデータから考えると、出会ってから3か月以内に告白するのが恋愛に発展する確率が高いようです。
また時期を逃してしまうと友達のままで終わってしまうケースが多く、告白が成功した人には共通して
2人だけの時間を持ったことがあることが分かっています。
つまり単純接触効果によって何度も顔を合わせているとお互いに好意を持ちやすくなりますが、
告白するタイミングを逃してしまうと、その成功率が下がってしまうことが考えられるのです。
ビジネスにおいて判断力が鈍る夕暮れどきは、ミスをしやすい時間帯だと言われていて、
相手の気の緩みを利用して夕方以降に商談を持ってくるテクニックがあります。
心理学ではこれを「黄昏効果」と呼んでおり、恋愛においても同じような効果があると考えられています。
夕暮れどきは、人間の活動能力が全般に低下する時間帯だとされており、相手の気持ちを聞き出したり、
告白をするには最適な時間とも言えるのです。
また夕方以降の夜においても、暗闇の中で外見がはっきり見えなくなることにより、
普段の外見より高評化になることが分かっています。
また告白するタイミングも重要になってきます。
印象に残りやすいのは絶頂(ピーク)と終わり(エンド)の記憶という法則があり、デートの最後に
自分の気持ちを伝える方が、相手に強く印象づけることができるのです。
最後にカップルになった後の恋愛テクニックをご紹介して終わりにしましょう。
せっかくカップルになれたとしても、恋愛感情がすぐに冷めてしまっては意味がありません。
心理学にはカップルを対象とした実験やデータがたくさんあり、これらを参考にすることで、
パートナーとのより良い関係を築くことができるはずです。
心理学者のマーレーは、カップルに対して自分とパートナーの点数をつけるという調査を行いました。
結果は自分よりパートナーの点数が低い人は幸せを感じにくい傾向にあり、自分よりパートナーの点数が高い人は
幸せを感じやすい傾向にあることが分かりました。
つまり相手のことを下に見てしまっている人は不幸を感じやすいのです。
やはり理想はお互いの評価が自分よりも高いカップル。
相手の良いところ、尊敬できるところなどを認め、良く知ることが幸せの秘訣だと言えます。
自分が行った行為に対して見返りを求める時期は誰にでもあるかと思います。
カップルになりたての頃は手料理を披露して「おいしい?」と聞いたり、「好きだよ」と話しかけて相手の反応を期待するものです。
しかしこれを過度にやってしまうのはNGです。
相手に対してつねに反応を求めてばかりいると、やがてそれが不満や疲れになることがあります。
見返りを求めず、自然に相手が喜ぶことをしてあげる気持ちが長続きする秘訣です。
また、男性は「言葉にしなくても分かる」なんてことをよく言いますが、女性はそんなふうに思っていません。
食事を作る、洗濯をする、子供の世話をする、普段当たり前のようにしてもらっている事に対して
感謝の気持ちを伝えることが必要です。
パートナーに見返りを求めず、されて嬉しいこと、いつも感謝していることを「ありがとう」という
言葉に出して良い関係を継続させていきましょう。
心理学者のハワードとドーズは、多くの夫婦の口論の回数と性行為の回数を調査しました。
すると「結婚への幸福感=性行為の回数-口論の回数」という驚きの式を発表したのです。
これは性行為がプラスの行為、口論がマイナスの行為と考えられており、マイナスの行為が
プラスを上回らないことが幸福感を感じられるコツだと言えるでしょう。
性行為に限らず、お互いが幸せを感じられる行為の回数を増やし、マイナスの行為を
補っていくことで、より良い関係が続けられるはずです。
トルコの医学者ベイカーによると「他人を動かそうとする気持ちが強いほど、
仕事に対しての不安や不満が強くなる」と言われています。
これはビジネスの場合だけではなく、恋愛でも同じことが言えます。
パートナーに対して不満を感じている人は「相手を思い通りに動かそうとしている」から
不満を強く感じやすい傾向にあると考えられます。
相手は自分の思い通りにはならなくて当然だと、どっしり構えられれば不満やイライラは解消されるはずです。
心理学では、パートナーの理想像を理解し、それに近づけられるよう手助けをすることで、
かけがえのない存在になることを「ミケランジェロ現象」と呼びます。
これはただ言葉で応援するだけではなく、具体的な提案や行動などでサポートすることも含みます。
お互いの理想を理解し合い、支え続けることで、そのパートナーが必要不可欠な存在になることが分かっています。
以上が「恋愛心理学から学ぶ15の恋愛テクニック」になります。
この記事を通して、あなたの恋愛の手助けができれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
出典元 Ofee